インプット(充電)とアウトプット(放電)
インプット、アウトプットの意味を、どのようにとらえておられるでしょうか?
インプットは「充電」、アウトプットは「放電」である、と言えます。
例えば、さあ、ブログを始めようと、気持ちが高まり、勢いよくダイエットブログを始めたとします。
ご自分でダイエットに関する体験があったら、ある時期までは記事更新できるのですね。
しかし、個人の体験談だけでは限界があります。
ダイエットに関する多様な情報も集めておかないと、とても長期間にわたって記事を書き続けられるものではありません。
この場合、ダイエットに関する記事を書くことが「放電」に、ダイエットに関する情報を集めることが、「充電」に当たります。
この例を考えてもわかるとおり、「充電」を常に行っていないと、いずれは「放電」できなくなるのです。
充電の基本は読書
良い書き手は、良い読み手でもあります。
本を読まない人で文章がうまい人はいません。
ですから、読書は表現者にとって最も基本的な行為だと言えます。
では、どんな本を読めばいいのか?
ズバリ、名作を読んでください。
優れた文章に接することで、文章力の基本が養われます。
以下のページで、読んでおいてほしい本(作品)を厳選いたしましたので、ぜひご参照ください。
「ネタ帳」は充電器である。
風花塾ではブロガーさんに「ネタ帳」を作ることを推奨しています。
ご自分が集めた情報を、そこに整理しておいて、いつでも記事が書ける用意をしてゆくのが、「ネタ帳」の大きな役割です。
ですから「ネタ帳」こそが、高機能な充電器であるべきなのですね。
ネタ帳のもう一つの役割
風花式ライティング術では、ブロガーさんに最終的には「自分の言葉」で文章を書けるようになっていただくことを目的としています。
「自分の言葉で書く」ことは、最近しばしば話題にあがる「オリジナル・コンテンツ」を
作ることに直結します。
グーグル検索エンジンが「コンテンツの質」を非常に重視する中で「著者」の存在が明らかなサイトを高く評価するとも言われていますよね。
まあ、単純に著者名が明記されているかどうか、そういう問題だけでなく、要するに、書き手の顔が見える記事、つまり「オリジナル・コンテンツ」をグーグルは高く評価し、
できるかぎり検索結果の上位に表示したいと考えていることは容易に想像できます。
「オリジナル記事を書くとは、自分ならではの見解を、自分ならではの表現で読者に伝えること」に他なりません。
では、オリジナル記事は、どのようにしたら書けるようになるのでしょうか?
実は、ここで重要になるのが「ネタ帳」なのです。
グーグル検索エンジンが最も好むのは、読者に役立つオリジナル記事であり、最も嫌うのは、コピペ記事とリライト記事、即ち著者の顔の見えない無責任な記事です。
リライトは絶対にしてはいけません。
もう、絶対にリライトはしてはいけない、そういう時代になりました。
検索エンジンの精度がアップしたために、他人の書いた記事の言い回しを変えたりして、
あたかも自分のオリジナル情報であるかのように見せかけるリライト記事を、グーグルは評価しなくなったからです。
それ以前の問題として、リライトは著作権違反の危険性もありますので、基本的にはやってはいけません。
とはいうものの、「プロではない人間がリライトをしないで、記事を更新続けられるだろうか?」という疑問が湧いてくるかと思います。
実は、その疑問を解消してくれるのが、「ネタ帳」なのです。
ネタ帳を見ながら記事を書く習慣を
多くのブログアフィリエイターさんたちは、雑誌などを見ながら、記事を書いています。
だから、どうしても、リライトになってしまうのですね。
雑誌を見ながらではなく、ネタ帳を見ながら書くようにすれば、リライトにはならずに、
自分らしい文章表現が容易になります。
ふだんから、自分が追求するテーマに関する情報を「ネタ帳」に集約させ、そこに自分の感じたこと、思ったことも書きとめておくことが、何よりも重要なのです。
そうすることで、そのテーマに関する自分ならではの考えが養われてゆきます。
また、それだからこそ、記事としても魅力(オリジナリティ)が生まれ、その結果として読者も増え、検索エンジンからも評価されやすくなるのです。
「ネタ帳」は充電器であるとともに、あなたならではの世界を熟成する場所でもあります。
ですから、「ネタ帳」は、記事更新のために必要な高機能な充電器であり、また自分のオリジナルな世界を育てる、「創造の泉」であると言えます。
そのことを肝に銘じて、「ネタ帳」づくりに、どうか、力を注いでくださいね。
「ネタ帳」の書き方にルールはありません。むしろ、形にこだわらないで、思う存分に書き込んでいったほうが、創造のパワーは生まれやすいでしょう。