パンくずリスト
  • ホーム
  • クラフトマンシップ
タグ:クラフトマンシップ

風花スタイル自分メディアビジネス)で、しばしば使う言葉が「クラフトマンシップ」。漢字で表すと「職人気質(しょくにんかたぎ)」となります。

 

クラフトマン(職人)とは、地味にコツコツと手作業をする人という意味ではなく、少しでもより良いものを作ろうと、日々精進を重ねる人のことを指します。

 

つまり、ものづくりのプロと呼ばれるにふさわしい「魂(たましい)」のことを、クラフトマンシップというのです。

 

何も難しいことを言いたいのではありません。クラフトマンシップを持って、ブログづくりに励めば、楽しさ、歓びが、より大きくなることを強調したいだけです。

 

ひとつことに精魂を傾ける時、人は輝いているもの。まあ、魂を込めて、ていねいにものを作っている人が、いちばんカッコイイと私は思っています。

 

その意味で、ブロガーはクラフトマンであるべきです。またブロガーは、クラフトマンシップを持って、日々、ブログづくりを楽しむなら、もっともっと味のあるブログが増えることでしょう。

昨日、深夜に古い友人と、電話で長話しました。その中で「格好いいとは?」という話になったのです。

 

カッコイイ人」の定義はいろいろあるでしょうけれど、私としては自分らしく生きている人」が最も格好いいと思っています。

 

「カッコイイ」を他の言葉に置き換えるなら「小粋な」「スタイリッシュな」「決まってる」「輪郭あざやかな」「おしゃれな」「シンプルな」などが、思い浮かびます。

 

では、もう少し「カッコイイ人」について、具体的に考えてみましょう。

 

友人は、ギター職人の話をしました。その人に発注するには、何か月も待たなければいけないそうです。ただ、できあがったギターは、手作りならではのすばらしい使い心地が楽しめるそうです。

 

そういう自分の手わざに徹している姿は美しいですね。規格品を大量生産するのではなく、常により良い物を作ろうと自分自身をも磨き上げている、クラフトマンシップ(職人気質)は、現代において軽視され過ぎています。

 

大量生産、大量消費が、いかに人の心を空洞化してしまうかについて、共通理解を広げたいのです。

 

私のところに「ひとつのブログを育てるよりもサイトを大量生産した方が良いのでは?」という質問が、しばしば届きます。

 

心ないアフィリエイターたちが、自分の利益のために、初心者さんたちにサイトの大量生産をすすめているからでしょうか。

 

内容の薄いサイトの量産行為は、検索エンジンからスパム扱いされるし、読者にも迷惑なので、やめましょうと答えています。

 

それと、自分を裏切り、自分を捨てて、自分が納得できないものを大量に作り出すことほど「格好悪い」「カッコワルイ」ことはないからです。「みっともない」「情けない」と言うべきかもしれません。

 

「お金のためなら何でもやる」というお金に目がくらんだ人ほど騙されやすいので、悪徳アフィリエイターの餌食にされてしまうのです。

 

自分が親だとして、サイトの大量生産を、子供にすすめられますか? 子供にも、ぜひともやらせてみたいことを、自分がやりたいと思いませんか。

 

自分らしさを大切にしながら、シンプルに、ひとつのことに専心する生きざまは、見る者の心を浄化してくれます。そういう人こそ、真の意味で「カッコイイ」と称賛したいのです。

 

「格好いい生き方」以前の問題として、自分の愛し方の下手な人、自分の愛し方を知らない人が増えているのが、心配でなりません。もっと、もっと、自分を大事にしてほしいものです。

 

インターネットビジネスの最大の魅力は、企業などに支配されず、自分らしさを活かしやすいことにある、そのことを、もう一度、確認してください。