自分のサイト(ブログ)に、検索エンジンからどれくらいアクセスが来ているかはアクセス解析ソフトでご覧になっているかと思います。
では「どんなキーワードが、どれくらい検索エンジンで表示され、どれくらいクリックされて自分のサイトにアクセスが来ているのか」を解析する方法をご存じでしょうか。
今回はもっとも簡単な方法をご紹介します。おそらくは、どんなアクセス解析ソフトよりも、詳しく、わかりやすいかと思います。
使うのは「Google Search Console(グーグル・サーチ・コンソール)」。通常、「サーチコンソール」と呼ばれています。
以前は「Googleウェブマスターツール」といわれていたツールです。
登録方法はあまりにも簡単なので省略します。Web検索すれば即ヒットしますので、まだ登録されていない人はご自身でご登録ください。
さて、今回は「サーチコンソール」を使って、自分のサイトにどんなキーワードで、どれくらいのアクセスが来ているのかを検証してみましょう。
サイドバーにある「検索トラフィック」をクリックしてメニューを開き、次に「検索アナリティクス」をクリック。すると、以下が画面が出ます。
※サーチコンソールの管理画面は、新しいバージョンが出ていますが、今回は古いべージョンでご説明します。サイドバーから古いバージョンに切り替えられます。
まず、表示項目を選びます。クリック数、表示回数、CTR(クリック率)、掲載順位のすべてにチェックマークを入れてください。
次に「クエリ」に●マークを入れる。検索タイプは「ウェブ」を、日付は「過去90日間」を選んでください。
赤い枠で囲んだ数字が、検索エンジンからサイトに来たアクセス数です。
平均CTRが10%以下ということは、検索エンジンに表示されても、10人に1人もクリックしていないということ。
なぜなら、掲載順位が低いからです。平均掲載準備が14.3ですが、これを一桁に持ってゆきたいもの。
で、次に画面を下にスクロールしてください。すると以下のような画面が見えてきます。
この場合「クエリ」とは「ユーザーが検索時に入力する単語・フレーズ(複合語)」を指しています。
まずは、「クエリ(検索ワード)」を見ましょう。これで、どんな検索キーワードで自サイトにアクセスが多く来ているかが、わかります。
「クリック数」は、検索エンジンに表示されたキーワードがクリックされた数のこと、即ち、検索エンジンからのアクセス数です。
掲載順位が高ければ、必ずしもCTR(クリック率)が高いわけではないことがわかりますね。
ユーザーの関心度が高いキーワードは、何ページもクリックして調べる人が多いことは知っておいてください。
またクリック率は低くても、検索している人の数(表示回数)が多ければクリック数は増え、自分のサイトに検索エンジンから来るアクセス数は増えるのです。