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カテゴリー:マインド(理念)

小手先の技術に走るのではなく、揺るぎのない本当の力を身につけましょう、と風花スタイルでは説きつづけています。

 

その一方で、何度言われても、テクニックで何とか現状を打開しようと焦りまくっている人は決していなくなりません。

 

実力がないのだったら、せめて、テンプレートを変えたり、プラグインを導入したり、ブログパーツに頼るしかないじゃないかと反論する人も当然のように出てきます。

 

スキルアップや技術の習得そのものを、私は否定しているわけではありません。ただ、小手先のテクニックに頼り過ぎると、最も大事な本質を見失う危険性があると警告したいだけです。優先順位を間違うと言っても良いのですね。

 

例えば……

読者の反応が鈍いので、読者の反応を得やすい文章テクニックを学ぼうとする人がいるとします。

 

反応が得られない理由が、文章テクニックが劣っていることにある場合は、むしろ珍しいのです。

 

ほとんどの場合、記事の内容が面白くないから、反応が得られない。

 

記事が面白くないということは、ひょっとしたら、自分の感じ方や価値観そのものに問題があるのではないか、というふうには考えようとしません。

 

また、レビューした商品が売れない場合、レビュー記事の書き方の技術が足りないのではないかと考えがちです。

 

しかし、多くの場合、自分がその商品を使ってみた、その実感を読者に生きいきとリアリティを持って伝えられていないから売れないのです。

 

つまり、読者と感覚的、あるいは感情的に、共振しながら語ることができないうちは、どんなに詳細に商品を説明したところで、売れる可能性は極めて低いと言わざるを得ません。

 

逆に、常日頃から、生活感覚で語っており、本音で読者と対話しているブロガーさんは、読者のハートをつかむコツを身体感覚として身につけている。だから、多くを語らずとも、すんなり売ってしまう、なんてことはひんぱんに起こるのですね。

 

以上のように考えていただくと、いかに、テクニックに走ることが、物事の核心を見えなくしてしまうかがわかるでしょう。本質を見失ったまま、手段ばかりを探している状態ほど、不安で実りのない時間はありません。

 

大事なのは、良い意味で読者を巻き込んでゆける、つまり、読者とともに感じながら話を進められる、いわば「人間力」を身につけることです。

 

「人間力」というと難しく聞こえるかもしれませんが、大げさに考える必要はありません。

 

本物の力を養うためには、理論や技術で武装することをやめ、心を開いて、自然体で、話しかけられるようになることです。

 

自分がオープンマインドな状態になれずに、自分の殻に閉じこもっていて、他人から都合の良い反応を得たいと考えるのは、虫が良すぎるのです。

 

でも、自分を責める必要ありません。焦らなければ良いのです。心を開き、素直に語れるようになるまでは、見返りを求めないこと。

 

「ひょっとして、自分自身に魅力がないのかも?」と不安になったら、まずは、損得勘定をぬきにして、利害関係をこえて、本音で人と語らうことから始めてみてください。

 

心配はいりません。自然体で話せるようになれば、自ずと、視界は開けてゆくものです。

 

感じながら書く、読者に自分が感じているのと同じように感じてもらえるように書く、それがブロガーに求めれる根本姿勢だと言えます。

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ブログについての様々なマニュアルが、出まわっています。当然のことながら、そこにはいろんなノウハウが掲載されているのです。

 

そのせいか、マニュアル類に毒されすぎて、ブログの原点を忘れている人が多いのではないでしょうか。

 

ブログは「自分メディア」です。自分のメディアですから、人を傷つけたりすることでなければ、基本的に好き放題に書いて良いということになります。

 

つまり、ブログに書く記事は、ある意味、はちゃめちゃで良いのだし、型にはまるのはむしろマイナスで、わがままこそ美徳であると言いたいくらいです。

 

ところが、現状としては、真面目な人にかぎって、金太郎飴のようなブログを作ってしまう。

 

優等生であとうとするのか、表面だけマネようとするせいか、面白みの少ない、要するに「つまらない」ブログになってしまっている人が多い。

 

これについては、私自身にも責任があると思います。

 

1秒でも早く、1円でも多く収益を上げてもらいたい思いが強すぎました。そのために、効率の良い方法を伝えすぎたのかもしれません。

 

これからは、ブログは好き勝手に書くからこそ面白い。誠実な姿勢は大事ですが、そこに遊び心があれば、大切なことを、もっと興味深く伝えることができます。

 

ひょうきん、すっとんきょ、能天気…などはブログを生き生きとさせるのです。もっと、自由に、はじけてしまいましょう。

 

ブログはわがままに、好き放題やって良いツールである、そのことを前提として、その後に高い確率で成功できるノウハウを学んでください。

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現在、夢路塾のサポートに追われ、自分の時間がなかなか取れないのですが、それでも、不思議なことに、ふっと幼い頃のことを想い出す時があります。

 

今日は、小学生の頃、クラス別のリレー競争の選手になりたかったことを想い出しました。

 

1人50メートルずつ、200メートルリレー。

 

クラスの代表選手になりたかった。

 

選手のえらび方は、ごく単純。

 

男子児童を、横一列に並ばせて、ヨーイドンで、走らせるのです。

 

小学生の風花は、選手になりたいがために、懸命に走りました。

 

まさに、全力疾走です。

 

しかし、いつも、選手になれなかったのです。補欠にも、選ばれませんでした…。

 

想えば、体力はそれほどなかったのに、負けん気は、誰にも負けなかった気がします。火の玉のようなガッツのある少年でした。

 

選手になれなかったということは、速く走りたい気持ちは強かったけれど、走る才能はなかったのですね。

 

とうとう、陸上とか、球技で、選手になれることはありませんでした。いつも、みんなの前で走ったり、プレーしたかったのに……。

 

哀しいような、懐かしいような、遠い想い出です。

 

あれから、時が流れ、今の私は、陸上選手ではなく、インターネットで、言葉を発して生計を立てています。

 

リレーの選手になりたい、というふうな単純明快な目標はありませんが、今は「倖せ」だと、言い切ることができます。

 

悩みは多いし、課題も抱えているけれど、さっそうと人前で、派手なパフォーマンスはできないけれど、「自分らしくある」ことはできています。

 

ひょっとすると、私は生涯をつうじて、「自分らしく」あろうと、願ってゆくのでしょう。

 

今の私のいる場所では、特別な才能は要りません。速く走ったり、高く跳んだりするには、才能が必要ですが、文章をブログにアップして、生計を立てるという仕事には、天賦の才は要らないのです。

 

必要なのは、余計な情報に振り回されないで、信じる道を、突き進む、ほんの少しの勇気だけです。

 

それと「自分らしくないこと」しないと決めてしまうことが大切。つまり、自分に正直であれば良いのですね。

 

血気盛んな頃は、頑張れば、頑張るほど、非人間的になったり、本来の自分の姿から、遠ざかっていた気がします。

 

今は、好きなことを、毎日、することができるので、「倖せ」です。

 

風花心伝を復活させた真の理由が、自分でもわからなくなる時があります。

 

おそらくは、その時その時は懸命に頑張っていても、いつも何かに振り回されてきた自分の失敗を、他の人たちにはおかしてほしくない、どうか、振り回されることなく、「自分らしく」いてくださいという風花の心を伝えようとしているのだと思います。

 

キーワードに振り回される、
SEOに振り回される、
サイト量産によって、
ブログ管理に振り回される、
売れ筋の商品を次々に
買うことに振り回される……

 

そういう「いたちごっこ」から、抜け出る道はあるのです。

 

キーワードは「自分」。勇気を出して「自分らしく」生きてゆきましょう。

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■目標と目的の違いについて

 

「月に50万円稼げるようになる」というのは、一つの目標であって、目的にはなりえません。

 

以下、具体的な例で、目標と目的の違いにいて、ご説明しましょう。

 

絵本が好きで世界中の絵本を集めています。絵本って、本当に素晴らしいものなので、その世界を一人でも多くの人に知ってもらいたいと思っています。

 

自分で絵本を作りはじめているので、将来はそれを電子書籍にして売りたいのです。

 

そのために、絵本の魅力について自由に語れるブログを開設する予定でいます」というお便りをくれた人がいるとします。

 

その人の目的は「素晴らしい絵本の世界を多くの人に伝えること」となります。

 

その人の目標は、

 

「絵本に興味のある人がたくさん集まるブログを作る」

 

「世界中の良質な絵本を自分のブログで紹介すること」

 

「絵本の素晴らしさを豊かに伝えられる文章力を身につける」

 

「絵本ブログにふさわしいオリジナルデザインのブログを作る」

 

「自分の絵本を制作し、それを電子出版する」

 

「名作絵本のアフィリエイトと自作絵本の販売で、経済的に自立する」

 

などとなるでしょう。

 

■理想のネットビジネス・スタイルを知った後にすること。

 

理想のスタイルと照らし合わせて、以下のこと(自己分析と目的&目標設定)を実行してください。

 

そうすることによって、自分専用のネットビジネス地図を描くことができるのです。

 

1) 自分が今おかれている場所(位置)を確認する。

 

2) 自分が今できることを知る。

 

3) 目的と目標の違いを知った上で、目的を定め、目標を持つ。

 

4) 複数の目標を立て、それらに優先順位をうける。

 

5) 何からはじめるべきか、やるべきことに順番をつける。

 

■目標に向かって動き出す前に知っておくべきこと

 

目標を決めたからといって、すぐに走り出してはいけません。

 

以下のことを確認しておくと、悩みを軽減することができます。

 

1)確かな目的を持たないと、目標を達成した時に空しさが残る。

 

例えば、月に100万円稼ぐということを目標にして、目的を設定しなかった場合。

 

月に100万円稼げるようになった時、すぐさま虚脱感に襲われます。

 

そして、次に何をしたら良いのかわからなくなります。

 

2)到達点への道程(プロセス)にも意味があることも知っておく。

 

結果だけで自分を評価してはいけない。精進を重ね、自分を成長させてゆけば、自ずと結果はついてくる。

 

3)過程において、苦労があるからこそ、到達(成功)の歓びがあり、自分の仕事(営み)に誇りを持つことができる。

 

4)結果には必ず原因があることを知り、常に前向きに原因となっている問題の解決に当たれば、成果が上がるようになる。

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■インターネットビジネスの最大の課題とは?

 

現在のネットビジネス、その第一の問題点は、社会的に確かな信用を得ていないことです。「ネットビジネス=怪しい」というイメージは、どうしても消せません。

 

実際に、私のところにも毎日、何通ものスパムメールが届いており、そういうメールを配信している業者は、反社会的なことをしているところもあるので、ネットビジネスが完全に信用されることは難しいのです。

 

第二の問題点は、反社会的なことをしていなくても、ビジネスとしての理念(思想・哲学)が欠如しているので、どうしても、社会的に低く見られてしまうこと。

 

「社会貢献」とか「文化性」といった本来、情報ビジネスに必要不可欠な要素が欠如しているので、ネットビジネスに直接利害関係を持っていない人たち、つまり、一般の人たちの理解を得にくいのです。

 

そのために、現在、ネットビジネスの世界は、村社会のように狭く、閉塞感が強くなっています。

 

ですから、これから長くネットビジネスに関わってゆこうと思う人は、以上のような問題点を克服すれば、他のネットビジネス業者と決定的な差別化が図れるとも言えるのです。

 

■この時代になぜ、ブログアフィリエイトなのか?

 

現実社会は、2極で、判断(評価)されます。

 

2極とは、オール・オア・ナッシング(all or nothing)の世界。

 

100点か、0点。

白か、黒か。

成功か、失敗か。

受賞か、落選か。

例えば、コンクール、スポーツ、仕事、ギャンブル、受験……

 

しかし、ブログというものは、少しずつ成果が上がります。

 

インターネットビジネス(アフィリエイト)の特長

 

成果を積み上げることができる。

締切や期限(タイムリミット)はない。

結論を先延ばしにできる。

逆転劇の可能性は最後まで残されている。

 

でも、他の現実社会では、普通は待ってはくれません。結論を必ず期限付きで要求されます。

 

その意味から、ネットビジネスの世界は、やり続けるかぎり、チャンスはある、と言えるのです。成功を、いつも、未来に仮設することができます。だから、やってみる価値はあるのです。

 

0点か、100点の結果ではなく、成功への過程も、楽しめるのが、ブログビジネスの最大の魅力なのです。

昨日、深夜に古い友人と、電話で長話しました。その中で「格好いいとは?」という話になったのです。

 

カッコイイ人」の定義はいろいろあるでしょうけれど、私としては自分らしく生きている人」が最も格好いいと思っています。

 

「カッコイイ」を他の言葉に置き換えるなら「小粋な」「スタイリッシュな」「決まってる」「輪郭あざやかな」「おしゃれな」「シンプルな」などが、思い浮かびます。

 

では、もう少し「カッコイイ人」について、具体的に考えてみましょう。

 

友人は、ギター職人の話をしました。その人に発注するには、何か月も待たなければいけないそうです。ただ、できあがったギターは、手作りならではのすばらしい使い心地が楽しめるそうです。

 

そういう自分の手わざに徹している姿は美しいですね。規格品を大量生産するのではなく、常により良い物を作ろうと自分自身をも磨き上げている、クラフトマンシップ(職人気質)は、現代において軽視され過ぎています。

 

大量生産、大量消費が、いかに人の心を空洞化してしまうかについて、共通理解を広げたいのです。

 

私のところに「ひとつのブログを育てるよりもサイトを大量生産した方が良いのでは?」という質問が、しばしば届きます。

 

心ないアフィリエイターたちが、自分の利益のために、初心者さんたちにサイトの大量生産をすすめているからでしょうか。

 

内容の薄いサイトの量産行為は、検索エンジンからスパム扱いされるし、読者にも迷惑なので、やめましょうと答えています。

 

それと、自分を裏切り、自分を捨てて、自分が納得できないものを大量に作り出すことほど「格好悪い」「カッコワルイ」ことはないからです。「みっともない」「情けない」と言うべきかもしれません。

 

「お金のためなら何でもやる」というお金に目がくらんだ人ほど騙されやすいので、悪徳アフィリエイターの餌食にされてしまうのです。

 

自分が親だとして、サイトの大量生産を、子供にすすめられますか? 子供にも、ぜひともやらせてみたいことを、自分がやりたいと思いませんか。

 

自分らしさを大切にしながら、シンプルに、ひとつのことに専心する生きざまは、見る者の心を浄化してくれます。そういう人こそ、真の意味で「カッコイイ」と称賛したいのです。

 

「格好いい生き方」以前の問題として、自分の愛し方の下手な人、自分の愛し方を知らない人が増えているのが、心配でなりません。もっと、もっと、自分を大事にしてほしいものです。

 

インターネットビジネスの最大の魅力は、企業などに支配されず、自分らしさを活かしやすいことにある、そのことを、もう一度、確認してください。

■ネットビジネスを始める前に、自分の価値観を確認

 

ネットビジネスはつまらない、アフィリエイトは面白くない、という声が数多く寄せられてきます。個人が企業などに依存しなくても食べてゆけるインターネットビジネスなのに、いっこうに人気が高まってきません。

 

では、どうしたら、ネットビジネスを面白くすることができるのでしょうか。

 

現在、多くの人が実践しているネットビジネスの方法は、多くの人の願望(価値観)を満たしていないので、人気が出ないのです。

 

ですから、まず、「願望」について考えてみましょう。

 

願望には、以下の3種類があるとされています。

 

【願望の種類】

 

Have(持つ)→所有したいもの
Do(する)→したいこと
Be(ある)→どうありたいか

 

いかがでしょうか? このような形で「願望の種類」を提示されると、戸惑うのが普通だと思います。

 

では、もう少し具体的に、人の価値観について検証してみましょう。

 

□価値観順位リスト(1992年米国全国調査)

 

1) 夫または妻
2) 経済的な安定
3) 健康と体力増進
4) 子どもと家族
5) 神/宗教
6) 達成感
7) 正直/誠実
8) 仕事上の満足感
9) 人々への奉仕
10) 教育

 

※引用元:「人生は手帳で変わる」(キングベアー出版)

 

少し古いデータなんですが、たいへん興味深いので、引用してみました。人には実に多様な価値観があることに気づきます。

 

注目すべきは、ネットビジネスの世界の常套句(じょうとうく)である、「お金儲け」が入っていないことです。

 

2番目に「経済的な安定」がランクインしていますが、お金をジャブジャブと稼ぐということではありませんよね(笑)。

 

「それって、どれくらい儲かるの?」とは、私たちは日常的に「お金」について語りますが、実はそれほど「お金」を求めていないのではないでしょうか?

 

お金、お金と言いながら、実は他のものを求めているのではないか。

 

または、お金と同時に他の要素も、あわせて欲しいのではないか。

 

そのあたりに、魅力あるネットビジネスの形を見つけるポイントがあるように思われます。

 

■あなたの価値観を書き出し、優先順位をつけてください。

 

あなた価値観を書き出し、それらに優先順位をつけてください。

 

例えば、以下のように。

 

愛、
お金、
仕事のやりがい、
遊び、
自由、
共同作業(チームワーク)

 

あなたが関わるビジネスが、あなたの価値観に合致しなければ、苦痛のために継続できないでしょう。もし、合致するならば、たとえ報酬が少なくとも続くかもしれません。

 

■自分の役割を知る

 

ネットビジネスも仕事である以上、社会貢献してこそ意味があります。社会における「自分の役割」を見つけると、人は元気になれるものです。

 

やりたいことを、志(アンビション)にまで高めること、自分の使命(ミッション)を知ることが大切です。

 

そのために、「自分が好きなこと」「自分の強み」を知る(見つける)ことから始めてみましょう。

 

好きなことと得意なことが出逢う場所のことを「エレメント」と呼びます。

 

自分の役割、使命を見つけ、それを自分の仕事にした人は幸せです。

「風花塾5期」がいよいよ2月から始まります。新しい企画が盛りだくさんなのですが、前期に在籍してくれた方とお話しする機会があって、いろいろ深く考えさせられました。

 

私自身コーチとして、1秒でも早く、1円でも多く収益を上げてもらいたい、その気持ちが強すぎたのではと反省しています。

 

ビジネスは、収益が伸びなければ成立しません。これは当たり前のこと。ですから、モチベーションが高くて、まだ成功していない人たちは、必死で成果を出そうとします。

 

アフィリエイトなど、インターネットビジネスの場合、正しいノウハウを確実に実践すれば、成果が上がることは間違いありません。要するに「やるか、やらないか」だけなのです。

 

では、例えば、月に30万円とか50万円とかを稼いだとします。あなたは、次にどんな行動を起こしますか?

 

実は、ビジネスで一番大切なのは、成功してからなのです。

 

ひとつのたとえ話をしましょう。あなたは、もしも、丘のふもとで、黄金の林檎(りんご)の実を拾ったとします。あなたは、その後、どうしますか?

 

ポケットにサッと入れて、周囲を見まわし、人がいないことを確かめると、家に急いで帰り、密かに林檎の実を食べると、あなたは答えるでしょうか。

 

黄金の林檎を拾った後の行動にこそ、実は、その人の本当の成功の鍵があると風花は考えます。残念ながら、そのことを、前期の夢路塾では伝えられませんでした。この一点が悔しくてなりません。

 

非人間的な現金製造マシーンをつくることが風花塾の目的ではなく、人としても豊かな人材を育てることが風花塾の大事な役割であると信じています。

 

ゆがんだ成功者、呪われた成功者を輩出しても意味はありません。心技体、すべてに優れた人を育ててゆきたいのです。

 

ビジネスは幸運(成功)を手に入れてから、つまり、黄金の林檎を拾ってからが大事なのです。

 

中には、人に奪われないうちに、焦って全部食べてしまう人もいるでしょう。

 

そう、多くの人は、自分の富を独り占めにしようとしてしまう。だから、運が早く尽き、再び幸運の女神を呼び寄せることは難しくなるのです。

 

なかなかできないことかもしれませんが、黄金の林檎を見つけたら(優れたビジネスマンであるのならば)、どうして、そこに林檎の実が落ちているのかを分析すべきです。

 

おそらくは、丘の上の方に、黄金の実をいっぱいにつけた林檎の木があるのです。

 

黄金の林檎を拾ったら、その場で割って、どんな味がするかを確かめるのは良いことです。でも、独りで全部食べてしまってはいけないのです。

 

冷静に丘の上にのぼり、林檎の木を探しましょう。きっと、その木は陽光をいっぱいに浴びて、黄金色に光っているはずです。

 

村の人々が、貧しい生活をしているのを知っているのでしたら、丘の上から、大きな声で、黄金の林檎の木を存在を告げるべきだと私は思うのですが、いかがでしょうか。

 

多くの人は「仏様じゃあるまいし、そんなことはできないよ」とおっしゃるでしょうか。

 

前期の夢路塾では、黄金の林檎を見つける方法を一生懸命、お教えしました。しかし、林檎を手に入れてからの行動については、伝えられなかったのです。

 

ビジネスで、利益の独り占めはありえません。というか、そんなことをしようとしたら、生き残れないですよ。

 

お金だけでなく、良いこと、幸運、共有できる方法などは、分かち合うようにしないと、成功を継続化することは不可能です。

 

もちろん、自分のプライバシーや独自の手法は守るべきですし、風花塾でも、個人情報は保護します。

 

しかし、ビジネスは、閉じてしまったら、その先は行き止まりになります。

 

 

実は、林檎を独りで食べてしまったというのは、私自身の苦い経験そのものなのです。

 

風花は告白します。私は実は、かつて精神的な乞食でした。

 

私はこれまでに、年収2000~3000万円を超えた経験を時期を隔てて、2度経験しています。私は個人事業主ですから、それなりに成功したと言えるでしょう。

 

しかし、その幸運を継続化できませんでした。

 

経営の才がないとか、そういうことではないのです。私自身、私が本当の意味で成功できなかった理由を知っています。

 

平たく言えば、天狗になってしまったのです。自分には才能があり、自分の力だけで成功したと勘違いしていました。

 

今になって、初めて静かに語れるのですが、どんな境遇にいても、人は自分独りの力では生きられません。必ず、周囲の人たちに支えられています。

 

そうした目配りが、血気盛んな頃の私にはできませんでした。当時の私はどれくらい周りの人に助けられていたか、そのことについて考えようとしなかったのです。

 

あからさまに「いつも皆さんに感謝しています。私の成功は皆さんのおかげです」と笑顔を振りまきましょうと言っているのではありません。

 

そんなことをすれば、むしろ、嫌味になります(苦笑)。

 

あらゆるビジネス、いえ、ありとあらゆる人間の営みは、ともに豊かになるために、何らかの形で協力し合うこと以外の何ものでもないのです。

 

ビジネスは競争に勝つことだと思うかもしれませんが、そう考えるよりも、自分の良さ、特性を最大限に生かし、人々に良い影響を与える、その結果として報酬を得ると考えた方が良いのです。

 

自分だけのために生きるより、多くの人たちと歓びをわかち合える人生の方が楽しいと感じませんか。

 

これは、風花式パーソナルビジネスの根本的な理念なので、今後は繰り返し、いろんな場で、伝えてゆきたいと思っています。

 

黄金の林檎の実をいくつかに切って、みんなで味わうことはもちろん、黄金の木の栽培方法を研究して、黄金の森をつくることを目指しませんか

目先のことにとらわれず、5年先を見すえた軸のぶれない活動をしてゆきたいと考えております。

 

そのため、自分自身への確認の意味、そして自分の言葉に責任をとるという意味から、風花未来の宣言をすることにいたしました。

 

【宣言1】生涯一ブロガー宣言。

 

風花未来は何よりも、ブログが好きです。

エッセイや小説に書けないこともブログには書けます。

 

ツイッターやfacebookなど、ソーシャルメディアでは表現できないことがブログでは表現できます。

 

メルマガと違って、Web上にストックされ、新しい人たちにずっと読まれ続ける可能性があります。

 

ですから、風花はアフィリエイターというより、また情報起業家というより、生涯を通じて一ブロガーであり続けることを宣言したいのです。

 

【宣言2】ブロガー養成コーチとして立つ。

 

風花心伝のことを「プロブロガー養成講座」だと言ったアフィリエイターさんが何人かおられました。

 

それだけの教材ではありませんが、確かに「ブロガーを育てる」という面が強いことは確かです。

 

ブログを使って稼ぐアフィリエイターさんを育てるというよりも、もっとトータルで優れたブロガーさんを育成したいという気持ちは、ずっと持ち続けておりました。

 

そこで、この機会に「ブロガー養成コーチ宣言」をいたします。

 

ブログ一本で経済的に自立しようと思っている人から、副業ブロガー、兼業ブロガーなど、ブロガーには様々なスタンスがありますが、まずはブログの楽しさから伝えてゆきたいと心に決めました。

 

風花心伝のオープンサポートで、また風花塾で、風花未来はブロガーを育てることに全力を尽くします。

 

【宣言3】「言葉の取次人」になる。

 

「美しい言葉.com」では、言葉をテーマに記事をアップしてきました。

おかげさまで、他薦によりヤフーカテゴリ(ヤフカテ)登録もされました。

 

美しい言葉、忘れてはならない言葉、語り継ぎたい言葉などなど、言葉の魅力をこれからも伝えてゆきたいと思います。

 

風花は無能無才ではありますが、言葉の魅力を体全身で感じ取ることだけは続けてきました。

 

ですから、風花未来の役割は「言葉の美しさを伝える者」即ち「言葉の取次人(とりつぎにん)」になることだと悟ったのです。

 

生来の不器用ゆえ、このように宣言しないと、あいまいなまま歩き続けそうで、少し不安なのです。

 

以上、3つの宣言を守り、風花未来は、今後も歩を進めてまいりますので、どうか、よろしくお願いいたします。

 

■言葉、人、未来

 

3つの宣言をしてみて自分で気づいたのですが、やはり「言葉」が軸となっていること。

でも、よくよく考えてみると、言葉より好きなものがあります。

 

それは「人」です。

 

何よりも、風花は「人」が好きなのです。

 

人が好きだから、私は言葉を紡ぎ、ブログで記事を更新し続けているのです。

 

風花は「ひとつ先の未来」に向かいます。豊かな言葉が人と人とをつなぐ、視界が開ける美しい場所へ。

2月から風花塾の第5期を開講する予定です。今から、想像するだけで頭痛がしてくることがあります。

 

それは、新しく入ってくる塾生さんの多くは、間違った情報に汚染されていることです。

 

去年の暮れから、さまざまな教材が発売されたので、多くの人たちは目移りしながら、複数の教材を買ったことでしょう。

 

風花塾でスキルアップをはかる場合、そうした雑多な知識が役に立つかというと、役に立つどころか、邪魔になる場合が多いのです。

 

残酷なことを言うようですが、2013年のスタートは、捨てることから始めてください。せっかく買ったのだから、実践しないともったいないと思っている人もいるかもしれません。

 

でも、時間がもったいないので、バサッと捨て去ってください。

 

真実は単純だし、単純なものが最も強いのです。単純なものは人を元気にし、その人の個性を伸ばしてくれます。

 

私自身もそうです。できるだけ、シンプルの生きたいと思っています。

 

というか、シンプルな暮らしは、私の悲願です。そのために、多くのもの、多くの情報を、捨てなければいけないことを、私は知っています。

 

捨てること」は、人間の知恵であり、1つのノウハウでさえあるのです。