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投稿者:風花

アンドリュー・カーネギー(Andrew Carnegie, 1835年11月25日 - 1919年8月11日)は、アメリカの実業家であり、慈善家としても有名。

 

カーネギー鉄鋼会社を創業し、成功を収め「鋼鉄王」と呼ばれました。一方、教育や文化の分野に多額の寄付をしたことも広く知られ、生涯で寄付した金額は3億5069万ドルに達したと言われています。

 

自己啓発というと必ず名前があがるナポレオン・ヒルに、自身の成功哲学に基づく成功プログラムの開発を発注したことも有名です。

 

裕福な人はその富を浪費するよりも、社会がより豊かになるために使うべきだ」というカーネギーの言葉を、拝金主義が今もなおまかり通る日本 で、実践している実業家は何人いるでしょうか。

 

カーネギーは、富を得た人ですが、人間はお金だけでは幸福になれないということを知りぬいていた人だと思います。

 

カーネギーは、このような言葉も遺しています。

 

世の中の人は誰でも幸せになりたいと思っている。それを手に入れる方法が一つある。それは自分の気持ちの持ち方を変えることだ。

 

この言葉は、人は大金を手に入れたからといって必ずしも幸せになるとはかぎらない。また、巨額の富を得なくても、幸せになれることを教えてくれています。

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心理学者のアルフレッド・アドラー(1870年2月7日 - 1937年5月28日)は、数々の名言を残しています。

 

今日ご紹介する言葉も、歴史に残る名言として、また実人生において役立つ名言として、多くの人たちに支持されているのです。

 

さっそく、その名言中の名言を、引用してみましょう。

 

「信用」するのではなく「信頼」するのだ。「信頼」とは裏付けも担保もなく相手を信じること。裏切られる可能性があっても相手を信じるのである。

 

「信用」と「信頼」を区別することで、パッと目の前が明るくなった気がしました。

 

人生の途上で壁に当たって打ちひしがれている時、多くの場合、人を信じられいことが自分を苦しめている……そういう場合が多いのではないでしょうか。

 

人間関係においては、誰もが臆病です。だからリスクを負いたくありません。自分へのダメージを最小限にとどめようと人は懸命に工作してしまう。

 

人生に確かな手ごたえを感じ、歓びあふれる日々を送ろうと思ったら、人を信じることが不可欠です。

 

しかし、疑念や打算があったら、人を信じることはできません。

 

アドラーの名言は極めて重要な示唆を与えてくれます。

 

「信頼」とは裏付けも担保もなく相手を信じること。

 

条件をつけてしまったら、真の信頼は生まれないわけです。

 

無条件に信じるからこそ、素晴らしいのであり、生きる歓びが感じられるのであり、明日へのパワーが湧いてくる。

 

アドラーは、処世術や人生テクニックを教えているのではないと思います。

 

無条件に人を信じることは、人間に本来備わっている美質であるけれども、多くの人は無意識のうちにその美質を自らのうちに閉じ込めてしまっている。

 

美質は、手放しで開放しないと、人生はもったいないことになってしまう。

 

真っ青の空が美しいと感じるように、春先の若葉を見て嬉しくなるように、理由や意味などと関係なく、夢中で人を愛し、信じてしまう心こそが尊いのだ、とアドラーは主張しているのではないでしょうか。

 

条件付きで人と付き合うのでは、大した意味を持ちえない。この人と一生付き合いたいと思ったら、無条件で信頼すること以外に道はないのです。

 

また、無条件で信じられる、そういう人こそを大事にすべきなのでしょう。

 

他のアドラーの名言は、機会を改めてご紹介いたしますので、どうぞご期待ください。

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チャップリンは偉大な映画監督でしたが、悲劇映画「ライムライト」を見ればわかるとおり、言葉の魔術師でもありました。「ライムライト」ほど、名言にあふれた映画は、いまだに現れていません。

 

喜劇と悲劇の違いを、チャップリンは物の見事に言い表しています。

 

悲劇とは人生をクローズアップして見せることであり、喜劇とは人生を突き放して見ることをいう。

 

以上のように私なりに意訳して記憶していましたが、ネットで英文が見つかりましたので、ご紹介。

 

Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.

 

チャップリンは、優秀な脚本家でもありましたが、言葉に対する感覚も本当に素晴らしいですね。

 

美しい言葉をたくさん紡ぎ出したチャップリンは詩人であり、誰よりも美しさに敏感だったチャップリンは一流の美学者でもあったのだと思います。

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