参院選が近づいてきましたね。自民党ををはじめとする政治家の話を聞いていますと、国民を馬鹿にしきっていると感じます。政治がやろうとしていることは、明確です。
国民を顔のない、個性のかけらもない存在にしておき、お金だけを吸い上げようというのが、見え見えです。
では、政治家の術中にはまらないためには、どうしたら良いのでしょうか?
決して、自動車に乗って、大型ショッピングセンターに出かけ、なけなしのお金をはたき、人だらけの娯楽施設で疲れ果て、ローンの残ったマンションに帰ることではないはずです。
ただ、政治家たちが国民に望むのは、そうした思考が停止した決断力も行動力もない人間になることにほかなりません。
だから、今あえて、こう主張したいと思います。
優雅に、ワルツでも、踊りませんか
私たち庶民ができる最大の反乱は、一人ひとりがしっかりとした自己を持ち、生活文化を豊かに楽しむことだと主張したいのです。
自由に暮らしの歌をうたう、そうした時間を大切にしましょう。
憲法が変えられ、徴兵制が復活する可能性もありますよね。それも、戦争とは特別なことではなく、平和とは当たり前なことではないことを知るためには、必要だとも言えるかもしれません。
でも、戦争がある時も、ない時も、人間の本当の歌をうたいつづけるのが、庶民の特権であり、歓びだと思います。
ですから、時代が窮迫して行っても、どんな時でも、心の中に「ダンスをするくらいのゆとり」は持ちたいもの。
現在の私にとっては、ブログに記事を書くことも、小さなダンスの一つです。最近は、それほど優雅には踊れていないので、もっとスローに、もっと軽やかに、ダンスしたいと思っています。
ただ、しなやかに体を動かすためには、自分を厳しく鍛え上げておく必要があるのです。
決して、社会問題に無関心でいて良いわけではありません。
でも、絶対に、政治家なんぞに振り回されたりはしないつもりです。私たち一人ひとりは、景気の回復などといった表面的な現象を追うのではなく、もっと強くなり、もっと自由であって良いと思います。
暮らしの中に、どんな非常時であっても「ダンスする余地」を残しておく、それが庶民としての誇りであり、祈願でもあると思うのですが、いかがでしょうか。