ブログブームはかなり前に終わったのですが、今もなおブログ関連の本は出版されています。ブログで成功した人が、自分の成功体験やノウハウについて語る書籍です。
今回読んでみたのは、染谷昌利著「ブログ飯」。
ブログで生計を立てることを、ブログ飯と言い切ったあたりは面白いと思ったのですが、内容は?
著者の染谷昌利さんのブログはこれ⇒Xperia非公式マニュアル
スマートホン(スマホ)をテーマとしたブログが元気です。というか、最近出版されるブログ関連本は、スマホ・IT系だけだと言っていいくらい。
では、スマホに興味がない人が「ブログ飯」を読んでも、得るとことがないかというと、そうでもありません。
しかし、速攻で効くテクニックを求めている人が読むと、イライラするでしょうね(苦笑)。
文体にシャープネスが欠けているので、ぐいぐい引っ張られる感じはしません。けれども、1つのジャンルで成功した人が語る普遍的なことがらは、侮れません。
例えば、49ページに以下のような記述があります
私の最初の成功パターンは「新しい商品/サービスがリリースされたら誰よりも早く、誰よりも詳しく、誰よりも多くの情報を提供する」という単純な原理でした。文字で読むと当たり前のように感じるかもしれませんが、当時のインターネットでは意外とこんな単純なことをやっている人が少なかったのです。だからこそ、単純なことでも徹底的に行動することによって、そのジャンルで頭一つ突きぬけることができたのだと自負しています。
「ブログ飯」という本は、突き詰めると、上の文章に集約されるといっても過言ではありません。
私は風花塾でブログを使った自分ビジネスについてお伝えしていますが、塾生さんの中で、1記事で万単位のアクセスを集めた人は、確かに、早く、詳しく、多く、情報を発信しています。
口で言うのは簡単ですが、それがなかなかできないのですね。
なかなかできないのですが、そうしたことを、徹底的にやれば、突きぬけられることは間違いありません。
意外性のある裏ワザだけを探している人には向いていませんが、平凡な文体で書かれた真実には、奇妙な説得力があります。
少し経験を積んだ人が読むと「初心者向けの本」だと思うかもしれません。しかし、プロが読むと、迫力さえ覚える、静かな本だと言えるでしょう。
明らかに初心者に向けて書かれた書籍ですが、初心者が読むと右から左に読み流してしまって後に残らない。むしろ、玄人(くろうと)受けする内容となっています。
はじめまして。
トク☆オタと申します。
>1記事で万単位のアクセスを集めた人は、確かに、早く、詳しく、多く、情報を発信しています。
口で言うのは簡単ですが、それがなかなかできないのですね。
なかなかできないのですが、そうしたことを、徹底的にやれば、突きぬけられることは間違いありません。
やはりこのできないことを出来た人だけが成功を収めるわけですね。
勉強になりました。
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