何度か繰り返し述べておりますが、文章の書き方に類する本を読むだけでは、文章力は養われません。実際に書いてみないことには、絶対に向上しないのがライティングスキルです。
ですから、文章術に関する指南書も、単なる読み物ではなく、実践的な訓練ができる構成になっているべきなのです。しかし、そういう書籍はなかなかありません。
本日ご紹介するのは、数少ない実践的なノウハウ本です。ドリル形式で編集されていますから、一つひとつ課題に取り組んでゆけば、かなりの力がつくことは間違いありません。
この実践ドリル式文章の書き方は、ずっと手元において、何度も何度も、読み、取り組む価値のある、濃い内容となっています。
ネットで稼げるコピーが3日で書ける! セールス文章実践ドリル
このタイトルは安易すぎます。「3日で」は書けるようになりません(笑)。
タイトルは怪しいのですが、中身は濃密で、ここに掲載されている実践問題を全部やってみたら、相当な文章力が養われるに違いないでしょう。
「セールス文章」とありますが、商品を売るための文章だけでなく、集客のための文章についても詳述されています。相当に力のある人が取り組んでも苦戦するくらい、レベルの高い内容も含まれています。
ノウハウ書を書いたことがある人ならば納得されると思いますが、「問題集」形式、チェックシート形式、トレーニング形式、ドリル形式などを採用して、読者の成果を効率的に伸ばしたいと誰もが考えるのです。
風花の場合は「10分間トレーニング」を入れてみました。しかし、いざ「文章の書き方」を書きすすめますと、簡単には「ドリル形式」にならないわけです。
その意味でも、工夫を凝らして「実践ドリル」に徹している点でも、高く評価できます。
かなり本格的な指南書であり、実力を本気で養いたい人は、ぜひ取り組んでみてください。