まずはじめに結論をお伝えします。
アドセンスのアカウントを取得する審査に合格する方法ですが、理由を説明すると長くなるので、もう迷わず、ここから始めてください⇒超厳しいアドセンス審査に一発合格する方法
●アドセンス審査が地獄の季節に
ネットビジネスの激変の現象と予兆ですが、わかりやすい例ですと、グーグルアドセンスの審査基準が、去年(2016年)の夏ごろから数ヶ月間で激変(厳格化)したことがあげられます。
今も変化は続いているようで、柔軟かつ敏速な対応が必要です。一時、また甘くなったという情報も出たのですが、まったく油断がならないので、審査申請はワードプレスでしてください。
アドセンスは「地獄の季節」に突入している、とさえ感じるくらいです。
「地獄の季節」とは「いまだかつてない最も厳しい時期」という意味であります。
「今は厳しすぎるから、また、ゆるくなってから審査申請した方が良いかもね」というベテランアフィリエイターさんもいます。
それくらい、ちょっと厳しくなったというレベルではなく、急に、著しく厳格になってしまい、今も油断できない厳しい状況が続いているのです。
それでも、いろんな資格試験と比べたらまだ優しいのですが、今までが超簡単だったために、また、厳しくする、という予告もなかったので、ショックは大きかったというわけ。
この調子で厳格化が進むと、これからは、審査申請から合格まで1ヶ月以上かかる人が増える(それが当たり前になる)と予測されます。
1回2回と審査に落ちたら、合格までには、もっとかかってしまうことは当然です。
※ここまで読んで、アドンスは難しそうだから、他の簡単なサービスにしたいと思った人、すでにアカウントを削除されていて、クリック課金型プログラムは諦めていた人は、
以下のページをご覧ください。
忍者AdMaxは、アドセンスのような厳しい審査がなく、登録から広告表示まで約10分で完了
それでも、アドセンスに興味をお持ちの方、グーグルに評価されるブログを育てないと考えている人は、続きをお読みください。
●なぜ、アドセンスは審査を厳しくしているのか?
ネットで検索しますと、アドセンスの審査が厳しくなったこと、その対策は、簡単に出てきます。その方法が正しいかどうかは別にして、すぐにヒットすることは確か。
しかし、なぜ審査を厳格化し始めたのかについて詳しく語っている人はいませんね。
そこで、風花がその理由を「短期的」と「長期的」の2つの視点から語ってみましょう。
グーグルはこれまでコロコロと傾向を変えてきました。
そこには確固たるポリシーがあるわけでなく、自社の都合で変えてきたことは、日本にアドセンスが普及始めた頃からかかわってきた風花は骨身に沁みいます。
では、今回の「審査厳格化」は、グーグルの「気まぐれ」かというと、そうではありません。
グーグルは規約違反を犯す利用者が増えた時、また、利用者の数が増えすぎた時に、規約を厳しくする傾向があります。
まずは「短期的な理由」から、ご説明します。
●アドセンスが審査を厳格化している「短期的な理由」
いわゆる「トレンドアフィリエイト」の流行から、アドセンス利用者が激増し、規約違反を犯す者が増えたから、アドセンスは規約を厳しくしているのは明らかです。
トレンドアフィリエイトとは、キーワードを狙って記事を書き、検索エンジンの上位表示をかなえ、それによって、アクセスを伸ばして、アドセンスで収益を上げてゆく手法を指します。
気になって調べたのですが、「トレンドアフィリエイト」に関する情報商材は、人気教材ですと、万単位で売れているらしいのです。
それがいくつもの種類が発売されているのですから、アドセンス利用者が激増したのも納得できます。
情報商材といえば「日給8万円」とか「爆転」が、かつては有名でしたが、万単位では売れていませんでしたよ(笑)。
この数年で何万人もアドセンス新規参入者が増えたら、グーグルも驚くでしょう(苦笑)。
トレンドアフィリエイト系情報商材を実践する人たちが激増したので、その対策をアドセンス側は打ち出したことは間違いないでしょう。
私が2008年に「風花心伝」を発売した時には、サイトを大量生産して、そこにアドセンスを表示させる手法が大流行していました。
その手法を伝える塾も乱立していたのです。
その後、グーグルが、そうした中身のない量産型サイトを検索エンジンから抹殺したことはあまりにも有名です。
グーグル検索エンジンのアリゴリズムは、その頃から急変し始めました。
ただ、警告やアカウント削除はひんぱんに行われましたが、アドセンスの審査はそれほど厳しくならなかったのですね。
なぜかというとは、サイト量産型アドセンス攻略ノウハウへの対応が早かったので、アドセンス人口はそれほど増えなかったからです。
しかし、今回のアドセンスの対応は、新規参入者を激減させることでもあるので、これまでになかった事件だと言えます。
実は、この「短期的な理由」には、もっと核心的な「長期的な理由」が隠されていると風花は直感しているのです。
●アドセンスが審査を厳格化している「長期的な理由」
長期的な理由は、グーグル検索エンジンの傾向と深く結びついていると風花は考えています。
グーグルは、もう本当に、自社の検索エンジンの検索結果に「しょうもないサイト」を表示させたくないと考えているのです。
「しょうもないサイト」とは、読者にためにならないサイト。
読者に役立つ情報を提供していない、読者にプラスの影響力を持ちえない、そういうサイトは必要ないという考えをさらに強固に加速させている。
ですから、グーグルは「しょうもないサイト」は検索エンジンから消したいと思っていると同時に、アドセンス広告(アドワーズ)も、表示してほしくないという本音を抱いていると考えて間違いないでしょう。
ですから、風花がこれまで繰り返し述べてきたことをここでまた強調しなければなりません。
中身の濃いコンテンツをグーグルは好むというのはもはや常識ですよね。
実は、中身が濃いだけでは駄目なのです。
グーグルは進化し続けてきて、ついに、中身が濃いように見せかけているサイトの抹殺に乗り出し始めていることに、どうか、気づいてください。
風花が繰り返し述べていることは、以下のとおりです。
グーグルは、サイト運営者が何を第一義として、サイトを運営しているか、つまり、何の目的を持ってサイトを運営しているのか、サイトを運営している動機とサイト運営の指針を重視している。
わかりやすく、ご説明しましょう。
例えば、アフィリエイト目的、サイトでお金を稼ぐために記事をアップし、アクセスを伸ばしているサイトはグーグルは認めないということ。
コンテンツが充実していても、目的が不純ならば、駄目なのです。
一方、読者に役立つ情報を提供することを第一の目的としているサイト、実際に中身の濃いコンテンツを育て、読者の満足度が高いがゆえにアクセスを伸ばしているサイトを、グーグルは、最大限に評価します。
そのため、そういう「優良なサイトにのみアドセンス広告を表示してもらいたい」という理想を、抱いていると言っても差し支えありません。
どうして、そういう理想を抱くかと申しますと、社会的な善意とかヒューマニズムという要素より、自社の利益を徹底化するためです。
ですから、理想はあくまで理想に過ぎず、社会情勢などが変われば、自社の方針を変えてゆくことはありえます。
グーグルは感情のない冷徹なビジネス集団だと、クールに割り切って、彼らの動きに一喜一憂したり、感情移入しない方が賢明です。
あくまで自社の利益を効率良く伸ばすために、自分たちの意にそぐわないサイトをグーグルは目の敵にしてゆきます。
今までもそうだったのですが、今後は、その傾向をさらに強化してゆくことは間違いありません。
そうした視点から検証すれば、トレンドアフィリエイトの本質について理解できますし、グーグルとの適切なかかわり方、そして、今後の将来性豊かなビジネスモデル、その未来予想図も描きやすくなってきます。